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LUXMANのあゆみ

LUXMANは、1925年日本のラジオ放送の開始とともに創業。錦水堂と呼ばれるLUXの前身である大阪の絵画・額縁商の一角にラジオ部を創設。いち早く店頭にラジオ受信機を陳列したところ、その音の素晴らしさに往来の人々はみなが立ち止まり、耳を傾けていました。LUXMANの音質追求の歴史はここが原点となります。


錦水堂(1925年)
錦水堂は、海外から絵画や額縁を輸入する中で、さまざまな海外の情報を入手。錦水堂の2代目にあたるLUXの創業者は特にラジオに関する技術的な情報を元に実験・研究を重ねていました。

錦水堂ラヂオブック
「一読たちまちラヂオ通になれる」と銘打って「錦水堂ラヂオブック」と呼ばれる日本で初めてのラジオ解説書を刊行。始めは自費出版ながら、最後には14版を重ねるベストセラー誌となります。現在のさまざまなオーディオエンジニアにも影響を与えた雑誌として知られています。

LUX-1730 (左)とLUX-735 (右)
LUX-735は、マグネティック・ホーンスピーカーとともに発売されていた当時のハイファイラジオ。

OY型出力トランス他
創業当時から、海外の優れたパーツ製作技術を乗り越えようと各種のオーディオパーツ製作に取りかかっていたLUXは、OY型出力トランスを始めとするさまざまな高品位パーツを完成させます。

真空管アンプMA-7A
45/45ステレオレコードが発売開始になり、オーディオの世界もソースの中心がラジオからレコード再生機へと転換を始めます。この年に発売されたMA-7Aは、戦後初めてのフル・アッセンブルによるハイ・ファイ・パワーアンプで、世界特許を取得している独自の技術クロスオーバーNFB回路を採用しました。

真空管プリメインアンプSQ-5A
初期のステレオ・プリメインアンプの代表作であるSQ-5Aは、パワーメーターを中央に配した個性的で斬新なデザインで人気を呼び、そのハイクオリティなサウンドとともにヒット商品となりました。このモデルは、すでに最近のモデルにも見られるLUXオリジナルのトーンコントロール回路を備えています。

真空管プリメインアンプSQ-65
この年に発売されたSQ-65は、これも特許取得技術であるモーショナル・フィードバック回路を搭載。スピーカーのコーン紙の動きに応じてフィードバックをコントロールする回路技術です。

ゲルマニウム・トランジスタ・フォノアンプPZ-11
日本で初めてのゲルマニウム・トランジスタを用いたフォノ・イコライザーアンプPZ-11。小型でスリムなデザインも人気を呼びました。

SQ-38DおよびWZ-30
木製のキャビネットとアルミ削り出しのフロントパネルのデザインで、真空管を用いたプリメイン・アンプとして誕生したSQ-38は、後にSQ-38D、SQ-38F, SQ-38FD 、そして最近の70周年記念モデルSQ-38Sまで続く人気シリーズ。当時のジャズ喫茶などでは必ずといっていいほど置かれていたハイファ・アンプの定番でした。

OTL真空管アンプMQ-36
MQ-36は、出力トランスを持たないOTL(Output Transformer-Less)アンプ。味わい深い独特の音質でロングセラーを記録したモデルです。

プリメインアンプSQ-507
SQ-505およびSQ-507は、現在のプリメイン500シリーズの原形となるモデル。そのデザインや音質は、ヒット商品のL-507や現在のL-509fなどにも引き継がれています。

LUXキットブランドロゴ
アンプ自作派が増えつつあった当時、LUXは「LUXキット」社を設立し、およそ70品目の真空管アンプ、トランジスターアンプ、ターンテーブル、計測器などを発売。オーディオマニアのイニシアティブを取るブランドとなりました。

L&Gブランドロゴと 製品イメージ
オーディオを取り巻く空間、オーディオと暮らすライフスタイルへの新たな提案を行うべく、「L&G」ブランドを設立。オレンジ色と白色を基調とした華やかなデザインを取り入れたオーディオシステムは、時代を先取りする高感度なユーザーの支持を得ました。

上からパワーアンプM-6000
コントロールアンプC-1000
AM/FM チューナーT-110
この年、LUXは50周年を迎え、海外への進出も積極的に行うようになりました。ハイエンド・マーケットを狙って開発を行ったM-6000ハイパワー・アンプは、300W×2chの出力と優れた音質で海外でも高い評価を得たモデルです。

ラボラトリー・リファレンス・シリーズ
機能単位のコンポーネントスタイルを取る新しいオーディオシステム「ラボラトリー・リファレンス・シリーズ」を発売。アンプには、世界初のDCアンプ構成を採用。シンセサイザーチューナーや高性能イコライザーなどの最新のオーディオテクノロジーを結集しました。

バキュアム・ディスク・
スタビライザー採用PD-300
アナログレコードの盤面とターンテーブルの間を真空化して吸着させるバキュアム・チューブ・スタイビライザーを搭載したアナログターンテーブルを発売。アナログレコード盤のゆがみによって生じる音質への影響を回避する画期的な機構でした。

オープンリールカセット機構
を装備したカセットデッキ
(ワーキングサンプル)
カセットテープからテープを引き出して再生する新しいメカニズムを開発。カセットテープでオープンリールテープに匹敵する音質を引き出す技術として注目を集めました。

フルエンシーDACを採用した
DA-07(上)とCDトランスポートDP-07
筑波大学の寅一教授による関数補完理論を応用したフルエンシーDACを開発。CDには記録されていない可聴帯域以外の帯域を関数補完により再生成する技術は、CDのオーディオソースとしての可能性を広げるものでした。この技術は、現在のデジタル・ユニバーサル・プレーヤーにも引き継がれています。

Philips CDM-3メカ搭載
CDプレーヤーD-500X’s
不安定な可動部を廃したトップローディング方式採用のCDプレーヤー。現在でも高い支持を受けるフィリップスCDM-3メカニズムや超優秀選別ICであるダブルクラウンチップを搭載するなど、技術の粋を結集した豪華な作りは、今でも多くの愛用者が演奏を楽しんでいます。

70周年記念の真空管
プリメインアンプSQ-38s
創業70周年を記念して発売されたシグネイチャーモデル。出力管EL34をプッシュプルで使用したオーソドックスなウィリアムソン回路を採用し、長年の真空管ノウハウをつぎ込んで音質を磨き上げました。

この後10年間フラグシップとして
君臨したC-10、B-10
シャンペンゴールドの筐体にシンメトリカルなエクステリアをまとった新デザイン採用のフラグシップシステム。C-10に採用された高精度な456本の固定抵抗を切り替える4連スーパーアルティメート・アッテネーターなど、新たな技術への挑戦も話題を呼びました。

世界初ODNF方式採用
カー用パワーアンプCM-2100
長年研究されてきた新しい帰還回路ODNF方式を、初めて採用したカーオーディオ用パワーアンプのファーストモデル。ホームオーディオと同じ音質的価値観をカー業界に持ち込んだ製品として驚きをもって迎えられ、その後各専門店/専門雑誌のリファレンス機として使い続けられました。

話題をさらったハイエンド向け
ユニバーサルプレーヤーDU-10
ハイエンドオーディオの世界にユニバーサルプレーヤーという概念を初めて提案したエポックメイキングなDU-10は、SACDやDVDオーディオといった新たな音楽フォーマットを高音質に楽しむという未知の音楽スタイルに果敢に挑んだ製品として、多くのマニアを唸らせました。

LUXMAN初の本格的な
マルチチャンネルCU-80、MU-80
ホームシアターとしてのサラウンドだけでなく、SACDやDVDオーディオの無圧縮高音質マルチチャンネルを楽しみたいという音楽ファンの要望に応えた意欲機。独創的なチャンネル設定の数々も注目を浴びました。

独創的なデザインが注目された 真空管アンプCL-88、MQ-88
1993年のCL-38/MA-88以来、11年ぶりに開発された真空管セパレートアンプ。従来の真空管アンプ然としたデザインを一度リセットし、デザイナーからの斬新な初期提案がほぼそのまま量産でも採用された稀有な例となりました。

80周年記念のフラグシップ
超弩級アンプC-1000f、B-1000f
10年ごとにリニューアルされるフラグシップ機として、かつてないほどの物量と投入コストの許されたスペシャル機。クオリティへの自信は、開発責任者が自宅へのフルセット自腹導入も決めたほど。
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