D-10X'

SACD/CDプレーヤー

D-10X

新オリジナルメカLxDTM-iや新ハイスペックDACを搭載したMQA対応のフラグシップSACDプレーヤー

静謐と躍動、音楽性の極みへ―。
高品質な再生の先にある音楽性の極致を発露する―それがフラグシップに求められたもの。

ラックスマンの新しいフラグシップSACD/CDプレーヤーD-10Xは、前身機D-08uで完成された設計思想を継承。
最新の技術と最高スペックのパーツにより高精度な読み取り、高精細な変換、高品位な出力のすべてを一新し、現代のハイエンド・デジタルプレーヤーの理想形を追求したモデルです。

新オリジナル・ドライブ・メカニズムLxDTM-i※1を装備。
新ハイスペックDAC「MUS-IC™」BD34301EKVの世界初搭載。※2
新フルバランス出力アンプODNF-u※3への進化。

頂きに立つものだからこそ、挑み続ける―。
デジタルプレーヤーとしての本質を極めたD-10Xが、音楽に陶酔する至高のステージの幕を今開きます。

※1 LxDTM-iはLuXman original Disc Transport Mechanism-improvedの略称です。
※2 2020年4月現在 ラックスマン調べ
※3 ODNF-uはOnly Distortion Negative Feedback-ultimateの略称です。

高剛性の新オリジナルメカニズム LxDTM-i

8mm厚のアルミサイドフレームと5mm厚のスチールトッププレートによりメカ全体を覆う強固なボックス構造が特徴の、ラックスマンが誇る高剛性オリジナル・ドライブ・メカニズムLxDTM。
D-10Xでは、メカ取り付け部を従来のサイドフレーム内に設けたブラケットに支持する方式から、フレーム自体に直に組付ける一体化構造へと強化した、LxDTM-i(improved)へと進化。リジッドに外来振動を遮断する特性に磨きをかけ、最高精度の読取能力を誇る新SACD/CDメカのポテンシャルを限界まで引き出します。
また、各種信号を理想的かつ最良な経路とするために導き出されたレフトサイド・メカ・レイアウトを採用。防塵と静音性を高めエレガントな動作を実現するダストプルーフシャッターも装備しました。

最新のデジタル回路

デジタル回路の心臓部であるD/Aコンバーターには、世界初搭載となるローム社製高音質オーディオ専用DACチップBD34301EKVをデュアル構成(モノラルモード)で採用。USB入力は最大でPCM768kHz/32bit、DSD22.4MHz/1bitの現時点最高の再生スペックに対応。
さらに話題の高音質音源フォーマットMQA(MQA-CD/MQAファイル)のフルデコード再生をCD・USB・S/PDIFのすべての入力で実現。デコードステータスを3色のLEDで明示します。
また、高精度・低ジッターの新超低位相雑音クロックモジュールを搭載し、発振周波数付近のノイズを限界まで低減しました。SACD/DSDファイル再生時に好みの音質に選択可能な2モードのアナログFIRフィルターを内蔵しています。

ODNF-u搭載の完全バランスアンプ回路

D-10Xのアナログ回路には、これまでのアンプ開発の技術とノウハウを結集し、音質を磨き上げてきたラックスマンの基幹技術であるODNFの最終進化バージョンとなるODNF-uをフルバランス構成で搭載。誤差検出精度を極限まで高め、歪特性を大幅に改善することで、高域を中心に全体域に渡ってさらに純度の高い伸びやかで躍動感あふれる表現力を獲得。
そして独立した出力フィルター・ブロックを持たず、回路内部でゆるやかな(1次フィルター×3)帯域処理を施すことで、自然で滑らかなアナログ波形の再現を可能にしました。
筐体構造には、シャーシ電流によるアースインピーダンスの上昇や発生磁界の影響を隔絶するループレスシャーシと、デジタルノイズを遮断するシールドシャーシの複合構造を採用しています。

大容量電源回路

D-10Xでは、前身機D-08uにくらべ27%容量をUPした電源トランスから、各回路ごとに独立したレギュレーター+大容量ブロックコンデンサーを経由する、ラックスマン伝統の高慣性(ハイイナーシャ)の電源環境を構築しました。力強く安定した動作を十全な余裕のもとに可能にします。

高品質基板とラウンド配線パターン

音声信号回路には音質に影響を与えるレジストを廃したピールコート基板を採用。容量成分の発生を極小化し、周波数劣化を抑えた信号伝送を可能にしました。
また、滑らかな曲線による独自のラウンド配線パターンが、スムーズな信号の流れを実現します。

こだわりの装備品

アナログ出力端子には、上級モデルにのみ搭載される、銅と同等の導電率と真鍮の硬度を併せ持つ、カッパーアロイ製高性能RCA端子を、XLR端子には定評あるノイトリック社製を採用。
また、本体を強固に支え不要な振動から守る、グラデーション鋳鉄製レッグを装着しました。

豊富なデジタル入力

D-10Xは、DSD/PCM信号に対応したUSB入力のほか、同軸1系統、光2系統の豊富なデジタル入力端子を搭載。
また、USB入力はアイソクロナス転送に加え、送受信間における処理負荷を低減し高音質を実現するBulk Pet®(4モード)転送に対応しました。

視認性に優れるディスプレイ

視認性に優れた大型FLディスプレイは、離れた場所からも見やすい4倍ズームモード機能を搭載。
また、MQA-CD/MQAファイルの再生時には、デコードステータス(スタジオ/青、オーセンティック/緑、レンダラー/赤紫)を3色のLEDインジケーターで表示します。

リファレンス電源ケーブルとリモコン

電源ケーブルには、トップエンドモデル専用のJPA-15000を付属。
ノンツイスト構造の3.5スクエアの高純度OFC線により、自然で伸びやかな音質を実現しました。
また、手になじむスリムなタイプで、10キーを装備し操作性に優れた、アルミ製リモコンを付属しました。

LUXMAN Audio Player

D-10Xは、オリジナルの高音質再生ソフト「LUXMAN Audio Player」に対応。
ファイル形式はFLAC/ALAC/WAV/AIFF/MP3、DSF/DSDIFFに対応。WindowsとMacのいずれにも対応し、シンプルにまとめたインターフェースによる快適な操作性も特徴的です。

スペック

対応ディスク2チャンネルCD
対応サンプリング周波数USB入力(PCM) : 44.1kHz、48kHz、88.2kHz
96kHz、176.4kHz、192kHz、352.8kHz、384kHz
705.6kHz、768kHz(16、24、32bit)
USB入力(DSD) : 2.8MHz、5.6MHz、11.2MHz 22.4MHz(1bit)
COAX/OPT入力 : 44.1kHz、48kHz、88.2kHz
96kHz、176.4kHz、192kHz(16、20、24bit)
アナログ出力電圧 / インピーダンスアンバランス 2.4V / 300Ω
バランス 2.4V / 600Ω
SACD/DSDの場合 1.3V
周波数特性CD 5Hz〜20kHz(+0、-1.0dB)
SACD 5Hz〜38kHz(+0、-3.0dB)
USB 5Hz〜47kHz(+0、-3.0dB)
全高調波歪率CD 0.0018%、SACD 0.001%、USB 0.0015%
S/N比(IHF-A)CD 125dB、SACD 121dB、USB 125dB
D/Aコンバーターローム社製BD34301EKV(モノラルモード)×2
電源電圧AC100V(50 / 60Hz)
消費電力40W(電気用品安全法の規定による)
外形寸法440(幅)×154(高さ)×418(奥行き)mm
奥行きは前面ノブ2mm、背面端子13mmを含む
質量22.4kg(本体)、28.6kg(標準梱包)
付属品リモコン(RD-29)
電源ケーブル(JPA-15000 : 極性マーク付)
※規格および外観は予告なく変更することがあります。
※1 : 出力位相反転スイッチを押すことで、INVERTとなり、バランス出力端子の2番をHOT、3番をCOLDに切り替えられます。
※LUXMAN Audio Player(Windows 10/macOS 10.15対応) 、およびWindows用ドライバーソフトは、弊社ホームページから無料でダウンロードしてご使用ください。
※Bulk Petはインターフェイス株式会社の登録商標です
※「MUS-IC™」は、ローム株式会社の商標または登録商標です。
※Apple、Mac、Mac OS、OS X、macOS、Macintoshは米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です
※Microsoft、Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
※Sound Wave Logo is a registered trade mark of MQA Limited.(c)2018
※MQA is a registered trade mark of MQA Limited.(c)2018
※MQA-CD is a registered trade mark of MQA Limited.(c)2017

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