真空管パワーアンプ
KT88の実力を引き出した11年ぶりの本格的セパレートパワー
発売:2004年7月
希望小売価格(税抜):¥
450,000
(発売当時)
私たちラックスマンには、日本国内において最も長きに渡って真空管アンプの可能性を追求してきたメーカーという自負があります。オーディオアンプのメインストリームが半導体に置き換わってからも、真空管が持つリニアリティの高さ、帯域の広さを十二分に活かした設計と物づくりを進めてきました。その最新の成果と変わらぬ情熱を、11年ぶりに満を持して発表するセパレート型真空管アンプ、CL-88/MQ-88に注ぎました。 CL-88/MQ-88はしかし、かつてのラックスマンの名機の焼直しではありません。MP3に象徴される圧縮デジタルオーディオ全盛の今日にあって、懐古的イメージで捉われがちな真空管アンプはどう在るべきかを真摯に突き詰めた結果のフォルムであり、サウンドなのです。流行や郷愁的なムードだけで流されない、語って欲しくない、真に趣味性の強い本物志向の真空管アンプの魅力をラックスマンは再び提案します。
定格出力 | 40W + 40W (8Ω)、50W + 50W (6Ω)、40W + 40W (8Ω) |
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入力感度 / 入力インピーダンス | 420mV / 100kΩ |
全高調波歪率 | 1kHz定格 |
周波数特性 | 5Hz~90kHz |
S/N比 | 1kHz(IHF-A) |
入力 | コアキシャル |
出力 | スピーカー端子 |
本体機能 | 電源スイッチ、電源インジケーター、入力レベル調整ボリューム、バイアス電流調整ボリューム×4、バイアス監視メーター、ラインフェーズセンサー、信号グランド端子、ACインレット |
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使用真空管 | 出力管:kT88×4本、初段:ECC83S×2本、ドライバー段:12BH7A×2本 |
回路方式 | ムラードタイプ |
音質パーツ | 金メッキ4N無酸素銅単線、ビタミンQオイル含浸チューブラ型コンデンサー、金メッキタイトソケット、15mm厚アルミトップパネル使用の免震構造 |
消費電力 | 190W(電気用品安全法) |
外形寸法 | 400 (幅) x 186 (高さ) x 397 (奥行き) mm |
重量 | 25.1kg |