ラックスマン創業100周年記念ページ

100周年最新情報

ごあいさつ Greeting

おかげさまで、弊社は2025年に創業100周年を迎えました。これまで弊社を支えてくださったすべての皆様に、厚く御礼を申し上げます。

私たちの使命は、ラックスマンならではの深い没入感や創造的な世界観を生み出す趣味性の高いオーディオ製品を創出し、世界中のお客様のこころ豊かなくらしに貢献することです。その実現のために、アーティストの情熱や意図的な技法を忠実に表現し、お客様の感性に響く音楽性豊かな製品開発を追い求めてまいりました。

数々のアーティストによって築き上げられた芸術性の高い音楽作品が、細部までリアリティを持って再現されることは、趣味のオーディオでしか味わうことのできない文化的価値の一つであり、今後も大切にしていきたいと考えております。

また、音楽と向き合う貴重な時間をさらに充実させるために、製品の佇まいや快適な操作性にもこだわってまいりました。今後も、精緻なデザインと豊かな表現力を兼ね備え、持つ喜びを感じていただける製品の開発に、精魂込めて取り組んでまいります。

今後とも、ラックスマンをどうぞよろしくお願い申し上げます。

ラックスマン株式会社
代表取締役社長 末吉 達哉

LUXMANヒストリー History

1925年、日本のラジオ放送の開始とともに産声を上げ、音の世界に独自のこだわりを注いできたLUXMANは、国内および海外においても高級オーディオ製品の優れたブランドとして高い評価を得ています。

人は、自然なものには心を開き、不自然なものには身構えてしまいます。色づけのない自然な響きこそが、人と音楽とのインティメートな対話のひとときをもたらします。

音楽がリスナーの心象にどれだけ自然に、純粋に響くか。それをLUXMANは製品作りの基本としています。演奏家が情熱を注ぎ込み、録音エンジニアが精緻を尽くして収録した音楽。そこに込められた音の微細なニュアンスをも、あますところなく再現し、アーティストの気迫や演奏現場の熱気をも伝えたい。限りなく純粋な音楽の感動をお届けするために・・・。

楽曲のひとつひとつに注がれた作曲家、演奏家、録音エンジニアの熱い想い。さらに、彼らと想いを同じくするLUXMANの情熱を、製品を通して聞き取って頂ければ幸いです。LUXMANは、創業100年を迎えた現在も、素晴らしい音楽を通して新たな感動を発見し、その歓びをみなさんと共有し続けたいと考えています。

LUXMANのあゆみ

LUXMANは、1925年日本のラジオ放送の開始とともに創業。錦水堂と呼ばれるLUXの前身である大阪の絵画・額縁商の一角にラジオ部を創設。いち早く店頭にラジオ受信機を陳列したところ、その音の素晴らしさに往来の人々はみなが立ち止まり、耳を傾けていました。LUXMANの音質追求の歴史はここが原点となります。

  • 錦水堂(1925年)

    1925

    錦水堂は、海外から絵画や額縁を輸入する中で、さまざまな海外の情報を入手。錦水堂の2代目にあたるLUXの創業者は特にラジオに関する技術的な情報を元に実験・研究を重ねていました。

  • 真空管プリメインアンプSQ-5A

    1961

    初期のステレオ・プリメインアンプの代表作であるSQ-5Aは、パワーメーターを中央に配した個性的で斬新なデザインで人気を呼び、そのハイクオリティなサウンドとともにヒット商品となりました。このモデルは、すでに最近のモデルにも見られるLUXオリジナルのトーンコントロール回路を備えています。

  • LUXキットブランドロゴ

    1971

    アンプ自作派が増えつつあった当時、LUXは「LUXキット」社を設立し、およそ70品目の真空管アンプ、トランジスターアンプ、ターンテーブル、計測器などを発売。オーディオマニアのイニシアティブを取るブランドとなりました。

  • 上からパワーアンプM-6000
    コントロールアンプC-1000AM/FM
    チューナーT-110

    1975

    この年、LUXは50周年を迎え、海外への進出も積極的に行うようになりました。ハイエンド・マーケットを狙って開発を行ったM-6000ハイパワー・アンプは、300W×2chの出力と優れた音質で海外でも高い評価を得たモデルです。

  • オープンリールカセット機構を
    装備したカセットデッキ
    (ワーキングサンプル)

    1982

    カセットテープからテープを引き出して再生する新しいメカニズムを開発。カセットテープでオープンリールテープに匹敵する音質を引き出す技術として注目を集めました。

  • この後10年間フラグシップとして
    君臨したC-10、B-10

    1996

    シャンペンゴールドの筐体にシンメトリカルなエクステリアをまとった新デザイン採用のフラグシップシステム。C-10に採用された高精度な456本の固定抵抗を切り替える4連スーパーアルティメート・アッテネーターなど、新たな技術への挑戦も話題を呼びました。

  • 80周年記念のフラグシップ超弩級アンプC-1000f、B-1000f

    2006

    10年ごとにリニューアルされるフラグシップ機として、かつてないほどの物量と投入コストの許されたスペシャル機。クオリティへの自信は、開発責任者が自宅へのフルセット自腹導入も決めたほど。

  • コンパクトな真空管システム
    NeoClassico

    2007

    真空管をデバイスとして選んだからこそ実現した、シンプルでコンパクトなオーディオシステム。機能と音質をA4サイズに凝縮したCD+アンプと箱鳴りを重視した2ウェイスピーカーの組み合わせは、クールな外観とは相反する高い温度感の音色で、オールドファンのみならず、新たなラックスマンファンを獲得しました。

  • 28年ぶりに復活した
    アナログプレーヤーPD-171

    2011

    CD登場直後の1983年に発売されたPD-350を最後にレコードプレーヤーの開発を止めていたラックスマンが、28年ぶりに発表したベルトドライブ式ターンテーブル。2年後にはリリース直後から望まれてたアームレスタイプをラインアップに追加するなど、再燃するアナログブームの中で存在感を示しました。

  • 新増幅エンジン搭載のフラグシップ
    C-10X/M-10X

    2021/2023

    ついにリニューアルした増幅エンジンの最新版は"LIFES"という人生とオーディオをなぞらえたネーミングによる完全新規回路。セパレートアンプのフラグシップモデルへの搭載を以って、ラックスマンの100周年以降の技術と音質を明確に指し示しました。

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CENTENNIALモデル CENTENNIAL model

創業100周年を記念して、そしてこれからの新たな100年に向けて、ラックスマンはこれまでの技術とノウハウの粋を結集した特別なモデルを開発いたしました。

第1弾モデルであるヘッドフォンアンプのフラグシップP-100 CENTENNIALを皮切りに、100周年を意味する「CENTENNIAL」を冠した製品がこれから続々と登場いたします。

今後のラックスマンの方向性を指し示すスペシャルモデルの登場に、どうぞご期待ください。

ヘッドフォンアンプ P-100 CENTENNIAL 圧倒的なドライバビリティを突き詰めたヘッドフォンアンプの100周年記念フラグシップ

記念動画 Movies

スペシャル動画 (制作:株式会社ステレオサウンド)

本社・横浜事業所見学編

協力工場見学編

Coming Soon