よくある質問

アクセサリーアンプ

  • Q. バランス(XLR)接続とアンバランス(RCAピン)接続のどちらが音がいいのですか?
    A.

    元々バランス(XLR)接続は機器間を離して設置しなければならない環境(録音スタジオやコンサート会場など)で使用されているノイズ対策用の配線方法です。HOTとCOLDの反転した2つの信号を同時に伝送し、機器の受け側で伝送時に加わった外来ノイズを打ち消すことで配線を長く引き伸ばすことが可能となります。
    一般の家庭では例えばコントロールアンプとパワーアンプを離れた箇所に設置する場合などに有用ですが、現在ではバランス用のミキシングアンプを経由することでの独特の音の厚みを求める方などに、上記の環境以外でも利用されることが多いようです。
    ラックスマンでは音質や音色の両面から、プレーヤー→プリ→パワーといった機器間の配線を、バランスかアンバランスのどちらかに統一していただくことをおすすめします。

  • Q. アンプのボリュームを上げると安全装置が働きます。対策はありますか?
    A.

    まず、アンプの定格出力以上の音量が出ていないか確認してください(音量が大き過ぎたり、著しく低い負荷のスピーカーを接続したりすることで安全装置が働く場合があります)。次に、アンプのスピーカー出力部や、スピーカーの入力端子部でプラスマイナスがショートしていないか確認してください(ケーブルの芯線が一本だけほつれて接触しているケースがあります)。改善されない場合、接続しているCDプレーヤーなどをはずしても再現するか確認してみてください。
    それでも症状に変化が無い場合はアンプ本体の原因による可能性がありますので、サービスセンターまでお問い合わせください。

  • Q. アンプの音が途切れたり、全く出なかったりします。対策はありますか?
    A.

    様々な原因が考えられますが、まず、ケーブルの接続を再度ご確認ください。
    音量の位置によって症状に変化がある場合、ボリュームの接触不良(ガリ等)の可能性があります。それ以外の場合も含め、サービスセンターまでお問い合わせください。

  • Q. 音が片チャンネル(右か左)しか出ません。対策はありますか?
    A.

    様々な原因が考えられますが、まず、ケーブルの接続や各種調整ボリューム/スイッチが正しい位置にあることを再度ご確認ください。
    それでも改善されない場合、入力ケーブルの左右を入れ替えてみて、もし出ない音が左右で入れ替わった場合は、ソース機器(CDなど)の不具合の可能性があります。入れ替わらない場合はアンプの故障のおそれがありますので、サービスセンターまでお問い合わせください。

  • Q. 製品の試聴はどこでできますか?
    A.

    全国各地の取り扱い販売店にて試聴可能です。詳しくは、取り扱い店ページをご覧の上、直接販売店にお問い合わせください。

  • Q. XLRバランス端子の配線は何番ピンがHOTですか?
    A.

    ラックスマンのバランス端子を装備した全ての機種は、下記の配線となっております。
    1番ピン:グラウンド(G)
    2番ピン:コールド(-)
    3番ピン:ホット(+)
    なお、コントロールアンプの全ての機種、一部のパワーアンプ、プリメインアンプでは2番ピンと3番ピンを入れ替えるINVERTスイッチが装備されていますので、配線の異なる他社製機器と接続するときに便利です。

  • Q. 製品の取扱説明書を買うことはできますか?
    A.

    一部の製品分を除き、原本またはコピーの購入が可能です。価格等は本社サービスセンターまでお問い合わせください。

  • Q. 製品に使われている部品を買うことはできますか?
    A.

    製品により、サービスパーツを個別販売できる場合があります。種類や価格等についてはサービスセンターまでお問い合わせください。

  • Q. 純A級アンプとはどういう意味ですか?
    A.

    増幅回路において、常にトランジスターを動作領域とするためのアイドリング電流を流し続ける回路方式です。それぞれの出力素子が完全な波形増幅を行なうため、B級方式と比べて、クロスオーバー歪が原理的に発生しないなどの方式上のメリットがありますが、それよりも独特の中高域の艶や深みのある音質が、古くから支持され続けています。
    最近では1994年のL-580以来11年ぶりとなるL-590AとL-550Aが、新時代の純A級アンプとして大きな話題を呼んでいます。

  • Q. ヘッドフォンアンプのP-1はどうやって接続するのですか?
    A.

    P-1はライン入力用ヘッドフォンアンプです。CDプレーヤーなどのライン出力(アンバランス、バランス対応)をリアパネルのアンバランス(RCAピン)入力端子かバランス(XLR)入力端子に接続することができます。
    なお、フロントパネルで上記2系統の入力は切替可能となっています。詳しくは製品詳細ページをご覧ください。

  • Q. フォノイコライザーアンプE-1のアーティキュレーター・ポジションとは何ですか?
    A.

    カートリッジの消磁機能を普段良くかけるレコードを使用して行なうモードです。
    インピーダンス切り替えスイッチをこのポジションにして音楽を再生すると、カートリッジの再生能力がその音楽に最適になじんでいき、特性を最大限に生かすことができるようになります。詳しくは製品詳細ページをご覧ください。

  • Q. ラインフェーズセンサーとは何ですか?
    A.

    ACインレットに差し込む電源ケーブルの極性をネオン管の点灯/消灯で検知する機能です。
    電源ケーブルをコンセントに接続した状態で、センサーの金属部に指で触れ、ネオン管が消灯していればACの極性が正しい状態です。点灯しているときはACプラグを差し替えて正しい向きに合わせてください。
    また、家庭内の屋内配線の状況により、ACプラグの向きに関係なく点灯(または消灯)してしまう場合がありますが、異常ではありません。

  • Q. フォノイコライザーアンプはコントロールアンプとどうやって接続するのですか?
    A.

    ラックスマンの半導体式コントロールアンプ(現行機種)は全てラインレベル専用アンプとなっており、アナログプレーヤーをそのまま接続することはできません。そこで、レコードのRIAA特性を補正し、カートリッジの微小な信号レベルを増幅するためのフォノイコライザーアンプが必要となります。
    アナログプレーヤーの出力ケーブルをフォノイコライザーアンプのPHONO入力端子に接続し、フォノイコラーザーアンプのLINE出力端子をコントロールアンプのLINE入力端子に接続します。詳しくは製品詳細ページをご覧ください。

  • Q. アース端子は何のためにあるのですか?
    A.

    コントロールアンプのアース端子の場合、アナログプレーヤーのアース線をここに固定することで、シャーシ間が接続され、ハムが発生しなくなります。パワーアンプなどを含め、それ以外の用途では、他の機器を接続した場合のノイズの低減をはかるためのものです。安全のためのアースではありません。

  • Q. 古い製品の発売時期と当時の価格を教えてください。
    A.

    生産を完了した製品の情報は生産完了製品の検索ページで製品名、発売年等の情報を元に検索してご覧ください。

  • Q. 古い製品の修理はできますか?
    A.

    ラックスマンでは、基本的には過去の全製品の修理/メインテナンスを受け付けています。実際に修理が可能かどうかは不具合の箇所や度合いによって変わってきますので、一度サービスセンターまでお問い合わせください。

  • Q. 回路図は買えますか?
    A.

    キット製品等、過去の一部の製品について回路図の購入が可能です。種類や価格についてはサービスセンターまでお問い合わせください。

  • Q. オーバーホールとはどういう意味ですか?
    A.

    購入から長い時間の経過した製品の場合、発売当初の性能が維持されていない場合があります。劣化した部品の交換やクリーニングを行ない、電気的性能の再測定を行なうことをラックスマンではオーバーホールと呼んでいます。

  • Q. 純A級アンプの使用上の注意はありますか?
    A.

    純A級アンプは、電源を入れると常に定格出力時と同じ電力が消費されていますので(音量がゼロでも)、通常のアンプと比べると本体が熱くなります。オーディオラックなどに設置するときは、必ずアンプの上部を20cm以上開けた状態で使用してください。